Gulliver's Travels: The 1726 Text : Contexts, Criticism (Norton Critical Editions) ![]() 価格: 1,408円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 いいかげんな子どもむけのガリバー旅行記では、小人の国とせいぜい巨人の国の話しかない。ガリバー旅行記のほんとうの価値は、その後の2編にある。そこでは、空とぶ島のラピュタや、不死人=ストラルドブラグを見たり、理想的な社会としてのフウイヌムの国、そして、沼正三の「家畜人」の語源ともなった野蛮人ヤプーなどが登場する。政治的な風刺もふんだんに盛り込まれた、大人ための小説であった。 中野好夫氏による翻訳は、子どもむけにこびることなく、スイフトの意図した内容を確実に伝えてくれている。中学生時代に夢中に読んだ思い出が懐かしい。 |
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Gulliver ![]() 価格: 2,693円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ダリル・ホールがボーカリストとして参加したグループ、ガリバーの唯一のオリジナルアルバムの正式復刻盤です。元は1969年にアメリカのエレクトラから発売されたアルバムです。我が国では80年代の前半にキングから「ダリル・ホール・ファースト・ステップ」の邦題でLPが出ていました。それは一部の曲が省略されたためただでさえ短いアルバムがミニアルバムみたいになってしまい、ジャケットも変な図柄に変更されていたので今思えば納得の行かない製品でした。 正式CD化はこれが世界初です。今まで出回ったCDは全て上記のキング盤LPを元にして作られた海賊盤なのでCDでありながらスクラッチノイズを含む音質の悪い |
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